兎に角

溜め込まないでシンプルに♪ リウマチからの気づき

入院仲間の思い出 前編

病室は6人部屋です
患者さんたちによってそれぞれムードが違います

前回入院の時のメンバーは年齢が少し高めでしたが、みな個性的でした
当然足腰どこか手術してるわけですが、なぜかみんな、とても元気でしたね

82才のaさん
今は亡きご主人の勤務の関係で海外での生活経験が豊富
現在は都内の高級住宅街で一人暮らし。一人っ子の娘さんはニョーヨーク、マンハッタン在住。
(退院の時にはマンハッタンから飛んで来られました)
病室ではよく読書をされ、たっぷりある髪のお手入れと食後の歯のお手入れは入念にされてました。ちなみに歯は全部ご自分の歯でとても綺麗。

78才bさん
今は亡きご主人がアメリカの航空会社勤務だったそうで、やはりきらびやかな思い出がいっぱい。
若かりし頃は身長が165cmあった(今は3cm縮んだ)そうで、有名な洋裁学校のモデルを頼まれ10cmのハイヒールで歩いていたとか
ちなみにミスユニバースの日本代表の伊東絹代さんと一緒だったのよ、と懐かしそうに話されて…

aさんとbさんの思い出話は別世界のことのようで


59才のcさんと私はいつもため息をつきながら聞いてました

72才のdさんは女優の江波杏子にそっくり。
部屋では使用禁止の携帯電話も、そんなの関係な〜い…
「こんなとこに居るんだもの〜そりゃあ、お刺身くらい食べたいわよ〜」と低くハスキーな声が部屋に響くと、夕方ご主人がスーパーの袋を持って登場。
夕食時にはみんなにマグロやイカのお刺身が振る舞われたことも一度や二度ではありませんでした。

最後に75才のeさんの話になりますが
ここからはまた次回ということで…