バイブルにしたいと思った本
読みたいと思ったら
すぐに本を買ってしまっていたが
それもまたすぐにブックオフに出すことになるので
図書館で借りて読むことにしている
ここ一年くらいはそうしてます
・・が、
借りて読んだら返さなくてはならない・・
これはぜひ手元においておきたい
と思う本もあるので
そういうときは結局買っています
最近買った本は
中村メイコの「大事なものから捨てなさい」です
これがものの捨て方の本、だけではなかったんですね
副題で「笑って死ぬための33のヒント」とある
読んでいて
「ほんとにそう!」「私もそう思う〜!」
と小気味よかった。
これは手元において、バイブルにしよう!
とさえ思えました(笑)
どんなところがそう思えたかというと
たとえば
「健康のことばかり考えていて楽しいですか?」
のページ
『どこも痛くないのに内視鏡で胃や腸の中を見たりCTで肺を、MRIで脳を検査して、わざわざ先に病気を見つけようとする。お医者さんも検査結果を片手に「この数値が高い」「節制をしないと大変なことになる」と大げさに脅してくる。』
ー「大事なものから捨てなさい」より引用ー
つまり、年をとれば衰えてくることは明白で、あら捜しをすれば良くないところは必ず見つかるわけです。小さな癌だって見つかるでしょう。それを告知されて、気は滅入るし、残りの人生が治療に振り回されることになるかもしれない。それはまっぴらごめんだ、と書いてあるのです。
ほんとにそう思います。
実際、86歳で亡くなったおじは、亡くなる1年半前までいたって元気でしたが、たまたまレントゲン検査で肺にがんがある事がわかりました。
元気にしているのだからそのままでいい、と私は思いましたが、本人や家族は手術を希望したのです。手術は成功したと医師は言い、本人、家族も納得していましたが、体にメスを入れたおじは一気に弱っていきました。結局、状態は良くならずに亡くなったのです。
モヤモヤとしていましたが、メイコさんのようにはっきりと書いてくださるとスッキリします。
今夜はこのへんで!