兎に角

溜め込まないでシンプルに♪ リウマチからの気づき

バトル 続編

お待たせしました。バトルの続編です。

が、その前に義母の人となりを少しお話しさせてください

義母は常に活力に満ちた元気な人で、話し上手で場を盛り上げるのも得意
性格もはっきり、さっぱりしていて
チョットお付き合いするには、最高の明るい元気なおばあちゃんです。

その一方で自分への自信もたっぷりで、こうと決めたら誰の意見も聞かず
性格の激しさが爆発して周囲を混乱させることも多々あります。
が、ひとり息子である私の夫をはじめ、夫とほぼ同年齢の甥たちは
そんな義母に全く何も言えず、蛮行(?)と思える行動に常に協力している
という状況です

特に、病気で入院していたり具合が悪い、という人の話を聞くと
うずうずしてくるようで、張り切ってしまうのです

最近の例で言うと、義母から見ると
「自分の夫の実兄の奥さん」つまり義母にとっては全くの他人であるわけですが
その方がちょっとあぶないかも・・と聞くと、即病院へ向かい、
「個人情報なので教えられない」という転院先を
院長まで引っ張りだして(たぶん甥の恫喝に近い態度で)聞き出すと、

そのまま即転院先へ行き
「こんなとこにいたらダメだ、他の病院へ移りなさい」とさわぎたてる・・
(ほんとの家族がいる中で)

そしてその翌日にまたその病院へ行く、それも入院患者の朝食時間に・・

「食欲が無いって言ってたけど、私が持って行った小さなおにぎりをおいしそうに1個食べたのよー。
そしてね『◯◯子さん、ありがとー』って小さな声で言ったのよ〜」
とそのときの様子を話しながら涙ぐむのです。

「嫁は、私が行ったときにはまだ来てもなかった」と文句たらたらで・・

その方はその翌日に亡くなられたそうです・・・

義母とその方は特に親しくしていたわけではありません
お互いの夫の葬儀で会った、程度の仲です・・
義母は自分はとても良いことをしたと信じていて、満足しています・・・

**************************
頭の中で鳴り響くゴングを聞きながら

「じゃあ、私がかけるわよ、お断りするわよ。いいのね」
と、夫に言うと、夫は「ああ」とうなづいている

「もしもし、◯◯です。・・・ええ、聞きました。
ありがとうございます。お気持ちはありがたいんですけど、両親はとてもそんな状態ではないので、ご遠慮いただけませんか」
とこちらからきっぱり切り出しました

「あのね、私はね、さみしいのよ。・・・・・
このあいだも、私のいちばんの友だちが亡くなって、、、、、、」
と、延々と寂しい心境を台本を読み上げるような調子で話し続けて行く・・・
義母の得意とするパターンです

「あなたのおかあさんとちょっと会って、話がしたいだけじゃない。
ただ、それだけ。それぐらいいいんじゃないの」

やわらかく断っていてもらちがあかないので

「申し訳ありません。そういうのをいやがるし、もう無理なんです」
と直球で投げたこの「いやがる」の言葉に義母はカチーンと来たらしい

「いやがる?私は、すごく傷ついたわよ。
そんなことを言われるなんて。ひどいんじゃないんかねえ」
と、今まで私にいったこともないような不満の言葉が機関銃のように発射され始めました。
理解に苦しむ内容も多々有りで、ひとつひとつ、反論議論しても始まりません。ここはまとめて
「申し訳ありません。」
「とにかく、両親はお義母さんをお迎えできる状態ではないので、ここは勘弁してください」
と話の筋をもどすと

義母は一転、甘え声になってきました
「いいじゃな〜い、ご両親がどう思われようと〜・・・
それで、私が嬉しいんだからぁ・・私を喜ばせてよ〜私への親孝行と思ってよ〜」

弱々しく笑ってくれてた父、懸命に家事をしている母の姿が脳裏に浮かび
目と鼻の間の奥がツーンとしてきました
同時に激しい嫌悪感と吐き気・・・
この人には何を言っても通じない・・

「じゃあ、チラッと見るだけ・・
遠くからチラッと見るだけ、それならいいでしょ?」
とまだ、あきらめずに続けている・・・

どう断ってもこの人は行くだろう・・
両親はこの人の餌食になるだろう・・・

戦慄・・・
でも、ここはゼッタイに譲れない、負けられない、、、

**************************

すみません、一気に書くつもりでしたが
長くなったので今日はここまでにします