実家は空き家で・・
約一か月半に一度、実家に帰っています。
鹿児島空港のほうが利便性かいいので
いつも熊本空港ではなく、鹿児島空港を利用しています
母は父の死後、約2年間一人暮らしをしましたが
現在は施設に入っています
こちらもかれこれ2年になりますねー
なので実家に帰るといっても
施設にいる母を外泊させてもらい、
一緒になじみの温泉ホテルに泊まって(人吉は温泉観光地なんですよ)
温泉に入って、食事をして、おしゃべりを楽しむわけです
おしゃべりといっても、なんでももすぐ忘れる母と
何十回もデジャブを繰り返しながらのおしゃべりで
これは、笑いながら楽しむしかないですね(笑)
もちろん、ケアマネさんと話したり、母と買い物に行ったり・・と
けっこう忙しく過ごします
そして誰も住んでない実家にも行きます
ガス、水道は止めてますが
電気は夜間の安全照明のためそのままにしてます
家の中に入ると、バタバタと母の荷物をまとめて出た時のまま・・
居間には父の存在や、台所には母のぬくもり、
私が介護で寝泊まりした部屋には当時の思い、
ずっとさかのぼって、まだまだ両親が元気だったころの笑い声や
私がまだ小さい子供たちを連れて帰ったとき、花火をした夏の匂いや
あふれる思い出が、出た時の止まった時間で封印されている
いやあ切ないわ~
と思いながら、部屋を見回っていくわけです
母はとても物持ちよくて、というより、物が捨てられなくて
いろんなものがそこかしこから出てきます
父の転勤で私が覚えてるだけで、
引っ越しは10回以上はあると思うのですが・・
私がこどものころ、
行きつけの商店でもらった貯金箱なんてのもあったりします
そしてこれは、母の整理ダンスの端っこに、
いつも気になってなのですが、先日、東京にもち帰りました
私がこどものころ、大切にしていたオルゴールです
後ろのねじを回して、ふたを開けると
「禁じられた遊び」のメロディーが・・
あのころを思い出します
私は、この中に
転校で別れることになった親友からもらったブローチと
草むらで見つけたたんだっけ、
死んでても、綺麗な虹色に光っている玉虫
そんなものを大切に入れてる
チョット風変わりな女の子でした